2015年9月14日月曜日

写真について思うこと

写真は、
本当は存在するけれど眼には見えないものを、
形にすることができます。
私が写真で作りたいのは、誰かや自分の「希望」です。
私は、希望をくれる人や言葉を信じてきました。

逆上がりも自転車もいつかできるようになる、
という希望をもっていたし、
皆にはできても自分には無理なんじゃないか
って思うことだって、
希望を頼りに挑戦して、
そしたらいつの間にかできなかったことが、
できるようになっていました。


東京で出会った、いい作品も、いい映画も、いい音楽も、
驚きや発見ののちに、いつも私に希望をくれます。
ほんの少しでも可能性があるのなら、
やってみようかな、そういう気持ちです。
そして、希望が自分に次の一歩を踏み出す勇気やアイデアを
くれたことが何度もありました。


だから、私も写真で誰かの希望を作っていきたい。
目に見えない希望を、写真で形にすることで、
見失いそうになった時の、道しるべになったり、
この時は確かにこんな自分で居れた、
これからこんな風な自分でありたい、
ということが形になった写真は、
今後の励みになります。


東京に来て11カ月、
希望なんていう言葉を書いたりする自分が、
ありきたりで、はずかしい、って思う気持ちもあるけど
でもなんか今、一番しっくりくる言葉です。

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