2014年11月11日火曜日

アイデンティティーを変えるもの

私がここに来たのは、撮影をきっかけに前を向いて歩いていく

女性たちの変化を見て確信したからです。



例えば、視力をほとんど失った女性が、
ローレフォトをきっかけに活き活きと、
全国を自分の足で巡るという大きな挑戦を志したのです。

もちろん写真で視力が戻ったわけではないです。
ただ、ずっと寝たきりだった状態から、
夢を持ってリハビリをするまでに変化したのです。

撮影から2年後、彼女はこれから全国を巡った後、
もう一度写真を撮りに来るとおっしゃっています。


他にも、心が折れて外に出ることがやっとの状態の、
ご自身で今の自分がどん底とおっしゃっていた女性が、
撮影をきっかけに、少しずつ前を向いて歩き、
次は就職活動用の写真を撮りに来られるまでになりました。



色んなことをやってみたけれど、

どうしてもうまくいかない、

その問題と直接関係することのない

自分の写真作品を作るということが、

前に進んだり、生きる支えになれることがあります。




モノより何より、

本人にとって大切なのは、アイデンティティーとしての

自分の写真だと思います。



2014年11月9日日曜日

おとなのいい顔

昨日はお昼に友人と会っていました。

昔から仕事ができるすごいカッコいい女性で、
今は子育てで休職中の彼女です。
家事についても、まるで仕事のように研究熱心でアグレッシブ、
一緒に生きる旦那さんも彼女との人生、楽しいだろうなぁ~と思います。

その中で印象的だったのが私の知らない彼女の一面です。
バリバリのキャリアウーマンとはまた別の顔、
ママとしての顔です。

すんごい優しくて、母性に満ちてて、その笑顔が
見ているこっちも思わず微笑んでしまいそうな笑顔なんです。

子連れの母親に会うと、私はどっちかというと、子供よりお母さんの表情が好きです。
子供は確かに無邪気でかわいいけど、
大人には笑顔に深みがあります。それぞれの人の笑顔の作り方には、
その人の人生が詰まっていると思います。

どんな表情をしているのか、本人は知らないことのほうが多いです。

私が撮りたいのは、私が伝えたいものはそういうことなのです。

2014年11月8日土曜日

■東京で新しい挑戦を始めます■

私がずっと探してきたのは、
人が人生で本当に持つ価値があると思える写真です。

ここ数年『ローレフォト』というオーダーメイドの肖像写真を試行錯誤し、
少しずつメディアにとりあげていただき、
写真を欲しい!と思う同世代以上の幅広い年齢層の女性たちの声を聴き、
撮影を重ねていくうちに、私の人生を通じて本当にやりたいことが
少しずつ形になってきました。

大学で一度はあきらめた、カウンセラーになること、
そして卒業後は人のモチベーションに関することに興味があり、
人事になりました。一見、写真とは別の道のようですが、
それらが今、写真を撮るという私らしい形で再び生き始めました。

きっかけは撮影した方々からいただいたお手紙や電話からです。
次の一歩を踏み出すための何かを掴めていなかったり、
自分に自信が持てなかったり、なかなか前に進む事ができず、
鬱々と過ごしていた状態から、ローレフォトの撮影をきっかけに、
自分に自信を持てたり、新しい気持ちで挑戦してみようという前向きな気持ちが
伝わってきました。

関西の番組でもそういった企画でローレフォトを取り上げていただき、
『私がまさにずっとやりたかったのは、こういうことだ!』と気づきました。
これまでは「昔から住んでいる好きな町にいる」こと、
町の人たちの声も聴いて、改めて実感することができました。
そしてその皆さんの声から、


写真は記念やイベント時などハッピーな時に撮るものと思われがちですが、
私は全く逆の写真を広めたいです。

鬱々としている気持ち、自信を失いかけていたり、
本来のもっと笑っていた自分自身を取り戻したかったり、
本当にやりたいことを模索していたり、これからの一歩を考えている、
そういう時や、そういう人にこそ、私の写真を知ってほしいと思っています。

普通はそんな時に写真を撮りたいとは、思わない人が多いです。
だからこそもっと、多くの人に私の思う写真を知っていただけたら、
もっと多くの女性に、自分自身の絶対的な価値に気付いていただけたらと思います。

私の大きな夢は、彼女達が輝いて生きられる支えとなるような、
自信や、モチベーションに関する価値観を写真で伝えることです。

自分自身と改めて向き合い、知らなかった自分を知る、
それが私の撮影セッションを通じてできることです。

人は大切な家族のことは知っていても、自分自身のことは、横顔すらうまく
思い浮かべられない人が多いです。ましてや、何かに夢中になっていたり、
思わず微笑み返したくなるような優しい表情や自分らしい表情など、
自分のことは知らないことが多いです。

でもせっかく生まれてきたんだから、本当の自分を知らないなんて勿体ない!
と私は思います。

こういう写真を必要とする一人でも多くの方に知ってもらいたいという想いで
東京に来ました。このことを文化の中心地から、全国に発信したいからです。


もう一つ東京でやりたいことがあります。私の思いを伝えることとは逆に、
「人々が写真に何を求めているか。それに私がどう応えられるか。」
を模索するためです。


そして「ただ待っている」だけで、本当にいい写真を残したい人に向けて発信したり、
声を聴き、形を変えて応えていけなかったためです。

私は写真をビジネスでも、アートでもなく、『文化』として広めたいと思っています。
そのためには、今の都心の写真と人との文化背景がどういった状況なのか、
そこに私がどう応えていけるのかを探っていきたいと思っています。

それを元に南河内に帰って、地元で独自の文化を築くべきなのか、
それとも地方を出て、都心でするべきなのか、今はその答えがわかりません。


現在は夫を大阪に残し、単身赴任のような形で東京にきています。
期間限定で1年間、私が考える写真を多くの人に知ってもらうための活動をしながら、
冷静に観察し、これからの進み方を考える機会にしたいと思っています。

2014年8月31日日曜日

関西テレビ「モテモテカンパニー」に出演しました。

関西テレビ「モテモテカンパニー」8月30日放送で、
カメラマンとして紹介され、ローレフォト制作の様子が放送されました。


今回はスタジオだけでなく、
私の好きな場所、狭山池でのロケもしました。

狭山池はとっても気持ちの良い場所で、
私自身も、依頼者さんをここで撮影することもあります。

桜の時期になると、一斉に桜が咲き綺麗です。







2014年4月12日土曜日

読売新聞の「人」欄で取材を受けました。

4月12日の読売新聞の「人」欄で、
私の活動についての記事が掲載されました。

私は人生で大切なものは、
今ここにある大切なものを認識することだと思っています。

ひとりひとりの持っている
今しかない大切な時間をキラキラと輝かせ、
ご依頼者さんの心に残り続ける作品を
作りたいと思っています。




2014年4月9日水曜日

朝日放送「雨上がりのやまとナゼしこ」に出演しました。

朝日放送「雨上がりのやまとナゼしこ」4月8日放送で、
カメラマンとして出演し、ローレフォト制作しました。

前回に引き続き、シリーズ第2弾の企画です。


私が撮っているのは、

男性が見るヌードではなく、
人に見せるヌードでもなく、


女性が自分で持つためのヌードです。


何か新しいことを始める時、

「決意のヌード」

を撮ることで、自分自身をみつめなおし、
次の一歩に進むための支えになります。


ヌードは飾らないありのままの自分でいることです。

自分では気づかない魅力を見つけるお手伝いをしています。


今回は街ゆく女性の次の一歩を応援してきました!




2014年4月1日火曜日

写真展のお知らせ


■□■□■□展示会のご案内■□■□■□
『絵画のような写真 ローレフォト展』
油絵のように人物を描く幻想的な写真ローレフォト

期 間 4月11日(金)~4月28日(月)

時 間 10:00~17:00 ※最終日は15:00まで

会 場 池田市緑のセンター1階ギャラリー 入場無料

内 容 これまでに撮影したローレフォト展示

場所:池田市緑のセンター
アクセス:阪急池田駅~阪急バス『五月丘小学校前』北へ約50M
問合せ:080-5305-4506(寅貝)

http://www.wombat.zaq.ne.jp/auanv903/page002.html

池田市ホームページ
http://www.city.ikeda.osaka.jp/kakuka_annai/toshi_kensetubu/3608/kouenka_satsukiyama.html