2016年2月11日木曜日
伊勢丹新宿店「近未来美術展-DOORS」
ローレフォトの技法で作った、
私にとっての新しい挑戦が、いよいよ来週スタートです。
「近未来美術展-DOORS」のWEBガイドが
伊勢丹新宿店HP内にアップされました。
タイトル文字左上のが私の作品です。連作12点出展します。
ぜひ、見に来てください!
期間中は毎日会場におります。
ローレフォトはこれまで写真とも絵ともジャンルが違う、
と言われることもあり、
自分でもどういう場所に所属するものかと、
模索していたところ、
今回「メディアアート」として出展させてもらえて、
やっと自分の居場所が少し分かって嬉しい気持ちです。
(※メディアとはマスメディアという意味ではなく、
新しい技術発明を応用したアート作品です。
私の場合は、作品にデジタル加工を使ったモノとなります。)
アカデミックな領域の滞在時間がなかった私は、
メディアアートの存在を知りませんでした。
ローレフォトは、役割という意味でつけた造語です。
人はみんな大人になると、色んな顔、役割を持って生きています。
一人の女性であっても、
親の前では子供の顔でいるし、
自分の子供の前では、親としての顔で接するし、
恋人の前で、上司、親友、部下、など、
知らず知らずのうちに、使い分けることを覚えます。
そんな中、本当の自分はどんな風だろう?
どんな自分でいたいんだろう?、など
それに対する答えを依頼者からヒアリングして、
作品にするのが、ローレフォトです。
本来持っている役割から
開放された写真という意味で名づけました。
それを表現するため、
写真を何枚か重ねプリントした後、
写真に当たる光の反射をコントロールするため、
表面を塗って作っていきます。
今回のローレフォトは、心象風景を描いた作品です。
今までの自分から解放される様子(その感覚)を表現しています。
そして、素材として使ったものについても、
それぞれのモノ本来の意味から解放し、
モノの質感、色や線を取り出し再構成し、
ここではない世界を作っています。
近未来美術展 -DOORS-
2016年2月17日(水)~22日(月)<最終日6時終了>
伊勢丹新宿店本館7階=催物場
新宿店営業時間:10時30分~20時
2016年2月4日木曜日
写真展のお知らせ
日時:2月17日(水)~22日(月)<最終日18時まで>
昨年1年は、大げさですが世界に飛びだした気持ちでした。
よばれてもないのに、東京に来て一人暮らしを始めました。
よばれてもないのに、東京に来て一人暮らしを始めました。
30才くらいからずっと、
自分の中に悶々とした気持ちがあって、
自分はいったいどうしていきたいのか?
ということでした。
自分の中に悶々とした気持ちがあって、
自分はいったいどうしていきたいのか?
ということでした。
ひとつは、今までやってきた肖像画制作が、
これからもやっていきたいことだと確信していました。
でも、これまで写真を撮ってきて、
私自身は自分の考えを表現したことがありませんでした。
これからもやっていきたいことだと確信していました。
でも、これまで写真を撮ってきて、
私自身は自分の考えを表現したことがありませんでした。
それを何とかかんとか、表現するか伝えるなりしたい
と思っていて、でもずっと依頼者の作品を作ってきたため、
自分のことになると、どう表現したいか纏まらず、
そもそも表現することなのかどうかもわからず、
モヤモヤしていました。
と思っていて、でもずっと依頼者の作品を作ってきたため、
自分のことになると、どう表現したいか纏まらず、
そもそも表現することなのかどうかもわからず、
モヤモヤしていました。
そんな中、私にとっての日常である大阪から離れて、
多くの作品と多くの人生に触れて、
ただ自然に、作りたいように作ってみようと
思うようになりました。
多くの作品と多くの人生に触れて、
ただ自然に、作りたいように作ってみようと
思うようになりました。
私にとって、一番大切なものは
過去でも未来でもなくて今で、
明日のことを、今、どう思っているか、です。
過去でも未来でもなくて今で、
明日のことを、今、どう思っているか、です。
私が、今、生きてる理由は、
明日どうなるかわからない、
でも、なんか楽しみ。
そういう単純な動機からです。
明日どうなるかわからない、
でも、なんか楽しみ。
そういう単純な動機からです。
良い事でも、悪い事でも、
決まっていたら面白くないです。
例え、明日の予定が決まっていたとしても、
それは、実際に明日になってみないと、
わからないことです。
決まっていたら面白くないです。
例え、明日の予定が決まっていたとしても、
それは、実際に明日になってみないと、
わからないことです。
逃げたくなるかもしれない。
それならそれでいいように思います。
ただ身を任せることも大切だと感じています。
それならそれでいいように思います。
ただ身を任せることも大切だと感じています。
そして、明日を楽しみに思えるような、
依頼者が自分に希望を持てる肖像写真と、
今の自分から自由になって、
ここではないどこかを味わえる作品を、
これから作っていきたいです。
依頼者が自分に希望を持てる肖像写真と、
今の自分から自由になって、
ここではないどこかを味わえる作品を、
これから作っていきたいです。
今回、背伸びをするでもなく、等身大の今の自分が
思うことを作品にしました。
作品の評価云々ではなく、今はすっきりした気持ちです。
思うことを作品にしました。
作品の評価云々ではなく、今はすっきりした気持ちです。
仰々しいかもしれませんが、
そういう意味では、一連の作品ができたこと、
私にとっては大きな一歩でした。
そういう意味では、一連の作品ができたこと、
私にとっては大きな一歩でした。
どう受け取られるかはわかりませんが、
私の中では、嘘偽りなく、
うん、これだと思った作品だからです。
私の中では、嘘偽りなく、
うん、これだと思った作品だからです。
そして、それだけでなく、
その作品を、こうして展示していただけることになって、
写真はいつも私を思いがけない道に
連れて行ってくれます。
その作品を、こうして展示していただけることになって、
写真はいつも私を思いがけない道に
連れて行ってくれます。
世界を味わうのにカメラは私にとって最高の相棒です。
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「unio mystica」
ローレフォトの技法を使い、 脳の錯視を踏まえ制作した心象風景。どこかで見たこ
とがあるけれど、どこにもない世界、「ここではないどこか」
を作り、今までの自分からの脱却をテーマにした連作。
<ローレフォトについて>
デジタル加工により、フィルム写真ではできなかった新しい
表現方法を模索。5万枚以上の撮り貯めた写真の中から約10
~30枚の写真をパソコン上で調合し、立体加工。1枚の写真が
持つ意味や、そこに写るモノ本来の役割から離れ、色や線、光
と影、のように質感として一部を取り出し、それらを奥行方向
に調合することで再構成し、新しい空間を生み出している。
仕上げに、筆で凹凸をつけて写真表面を照らす光の陰影をコン
トロールし、立体的に見せている。
2016年1月27日水曜日
京都テレビ取材のお知らせ
KBS京都テレビで、
私の活動を取材していただくことになりました。
制作工程に密着して、
番組でじっくり紹介していただけることになりました。
放送はまだ少し先ですが、ご覧いただけたら嬉しいです。
もうすぐスタジオを移転するので、
狭山のスタジオでは最後の取材になります。
このタイミングでの収録となり、
このスタジオ、いっぱい思い出が詰まりすぎて、
言葉になりません!
取材は私自身を見つめ直すきっかけをくれます。
どんな場面でも本当の自分でいつづけることって、
なかなか難しいです。
生きてる以上、他人からどう思われているか、
を意識せずにはいられません。
自由に生きているように見えても、
楽しくふるまっていても、
つまづいて、悩んでいる時もあります。
でも、こんなの自分らしくないとか、
嫌な自分だと否定せずに、そういう時の自分も、
ありのままに受け止められたら気持ちが楽になります。
それから案外、今すでに持っていることに目を向けると、
気持ちをリセットできるものです。
忘れていたり、知らないでいることもたくさんあります。
だから私は、そういうことに気付くきっかけを
写真で人に伝えられたらと思っています。
一生懸命がんばる女性たちの、
気持ちに寄り添って、
今すでに彼女たちが持ってる魅力を、
写真で伝えたいです。
そして、いいときもそうでない時も、
私自身ありのままでいられる1年にしたいです。
2016年1月17日日曜日
写真展のお知らせ
ディズニーリゾートのショッピング街、「イクスピアリ」のギャラリー開催の、
特別展示イベントでローレフォトを展示していただけることになりました!!
施設内では2月から「プリンセス」という企画がスタートし、
それに合わせて「私のなかのプリンセス」というテーマで展示します。
ローレフォトは、本来人が持つ魅力を引き出し、
「こんな風であれたらいいな」という希望や自分だけの物語を形にする写真です。
誰もが笑顔になる夢が詰まった場所、ディズニーリゾート施設内で、
展示が叶うなんて、私にとって本当に夢のようなお話です。
中でもイクスピアリは入場無料のショッピングセンターで、
一歩入るとエントランスからディズニーリゾートラインが走っているのが見え、
凝ったデザインの丸みを帯びた建築物が続く街並みとなっています。
どこを撮っても絵になる街並みで、
先日の下見で、思わず感動して浸っていました。
会場であるグレイシャススクエアは、
湖のお庭が見渡せる大きな洋館の3Fになります。
丁度私が行ったときは、館内から湖上のクリスマスイルミネーション
が見渡せて、贅沢なひと時を過ごせました。
館内には色んなショップもあり、
歩いているだけでも楽しい場所で、
広いので1日楽しめると思います。
期間は1か月という長い期間なので、
毎日通うことは叶いませんが、時間が許す限り通いたいです。
期間中イクスピアリ企画のラジオ収録のために
2月14日は必ずおります。
現在は、千葉ロッテマリーンズ、ブリオベッカ浦安の選手グッズなどの
展示をされています。
今回選んだ作品は、いずれも自分自身を見つめ、
今を生きていく女性たちの、優しく、吸い込まれそうな透明感と、
それぞれの魅力とストーリーを表現したものです。
夢はカタチにすることで、本当になります。皆さんはどんなプリンセスを描きますか?
特別展示イベントでローレフォトを展示していただけることになりました!!
施設内では2月から「プリンセス」という企画がスタートし、
それに合わせて「私のなかのプリンセス」というテーマで展示します。
ローレフォトは、本来人が持つ魅力を引き出し、
「こんな風であれたらいいな」という希望や自分だけの物語を形にする写真です。
誰もが笑顔になる夢が詰まった場所、ディズニーリゾート施設内で、
展示が叶うなんて、私にとって本当に夢のようなお話です。
中でもイクスピアリは入場無料のショッピングセンターで、
一歩入るとエントランスからディズニーリゾートラインが走っているのが見え、
凝ったデザインの丸みを帯びた建築物が続く街並みとなっています。
どこを撮っても絵になる街並みで、
先日の下見で、思わず感動して浸っていました。
会場であるグレイシャススクエアは、
湖のお庭が見渡せる大きな洋館の3Fになります。
丁度私が行ったときは、館内から湖上のクリスマスイルミネーション
が見渡せて、贅沢なひと時を過ごせました。
館内には色んなショップもあり、
歩いているだけでも楽しい場所で、
広いので1日楽しめると思います。
期間は1か月という長い期間なので、
毎日通うことは叶いませんが、時間が許す限り通いたいです。
期間中イクスピアリ企画のラジオ収録のために
2月14日は必ずおります。
現在は、千葉ロッテマリーンズ、ブリオベッカ浦安の選手グッズなどの
展示をされています。
今回選んだ作品は、いずれも自分自身を見つめ、
今を生きていく女性たちの、優しく、吸い込まれそうな透明感と、
それぞれの魅力とストーリーを表現したものです。
夢はカタチにすることで、本当になります。皆さんはどんなプリンセスを描きますか?
2016年1月6日水曜日
2016年の活動
明けまして、おめでとうございます。
2016年から東京と大阪で活動することになりました。
住むのは東京になり、大阪も仕事で行くことになります。
昨年は仮の住まいが調布市の仙川でしたが、
制作スペースの確保と、アクセスの良さを考え
杉並区の阿佐ヶ谷へ引越しました。
新しい作品がもうすぐ完成します。
5年間温めて昨年1年かけて制作したものです。
新宿伊勢丹の近代美術展への出展が決まり、
ディズニーリゾート内にあるイクスピアリでは、
プリンセスという企画の展示会に
出展することになりました。
写真とデジタルという新しい分野で、
ローレフォトの技法を認めてもらえたこと、
報われた気持ちです。
伝統的な写真技法をデジタルに応用していて、
アナログな工程も多いため、
立体加工含め、作品制作には1~2ヶ月ほどかかります。
すぐできる写真が流行している今とは逆行していますが、
ローレフォトだからこそ表現できることがあります。
依頼者の一生の宝物になるような1枚と、
ずっとそこにいたいと思えるような作品制作を、
時間をかけてでも、妥協せず作っていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
2016年から東京と大阪で活動することになりました。
住むのは東京になり、大阪も仕事で行くことになります。
昨年は仮の住まいが調布市の仙川でしたが、
制作スペースの確保と、アクセスの良さを考え
杉並区の阿佐ヶ谷へ引越しました。
新しい作品がもうすぐ完成します。
5年間温めて昨年1年かけて制作したものです。
新宿伊勢丹の近代美術展への出展が決まり、
ディズニーリゾート内にあるイクスピアリでは、
プリンセスという企画の展示会に
出展することになりました。
写真とデジタルという新しい分野で、
ローレフォトの技法を認めてもらえたこと、
報われた気持ちです。
伝統的な写真技法をデジタルに応用していて、
アナログな工程も多いため、
立体加工含め、作品制作には1~2ヶ月ほどかかります。
すぐできる写真が流行している今とは逆行していますが、
ローレフォトだからこそ表現できることがあります。
依頼者の一生の宝物になるような1枚と、
ずっとそこにいたいと思えるような作品制作を、
時間をかけてでも、妥協せず作っていきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
2015年12月15日火曜日
思うこと
先週、母校関学で心理学科のゲスト講師をしてきました。
内容は、写真を撮ることでも、
写真を教えることでもないことについて、
写真を教えることでもないことについて、
主に私が仕事で心理学をどう活かしているか、
ということについてのお話です。
ということについてのお話です。
私の感性を、これまでの私の10倍にしてくれたのがカメラで、
心理学は、私のカメラマンとしての道を拓いてくれました。
カメラは人生を豊かにしてくれる道具です。
私の中で心理学とカメラは、とても似ています。
ふたつとも自分では思いつかなかったことを、
見せてくれたり、気づかせてくれるのです。
そして、二つとも
趣味やライフスタイルに活かせるのです。
カメラは趣味にしなくても、
趣味にカメラをプラスするものです。
心理学は、カウンセラーにならなくても、
自分の目的を叶えるための、
さまざまなアプローチの手がかりになります。
どんな人にでも、写真や心理学は大切になり得ると私は信じています。
まだ、そのワクワクに出会ったことがない人に
これからも伝えていきたいなぁ。
こういうお仕事の依頼は、
自分自身を見つめ直すきっかけになります。
学生の頃は漠然としていた、
こういうことをやっていけたら、
とぼんやり思っていたことが、
写真×心理学×デジタル
この3つを使って「ローレフォト」として形になりました。
人生って予想外の展開に満ちてます。
「写真を撮る」ときも、
「写真を教える」ときも、
「体験談を話す」ときも、
受け取る人にとって「希望」になることが伝えられるように、
本気でぶつかっていきたいと思っています。
今年も、関学のクリスマスイルミネーションは温かかったです。
2015年12月5日土曜日
ルミックスフォトスクール
panasonicルミックス写真スクールで、
なんばパークスに行ってきました。
今回のテーマは自分だけのイルミネーションを撮る!です。
毎回、座学と実践の両方を教えています。
今回はフォトスポットをご紹介しながら、撮り歩き
最後は皆さんの作品を講評しました。
皆さんの感性で撮る写真はさまざま!
ひとりとして同じ写真はありませんでした。
どの作品も素敵で、見ていて嬉しくなり、
改めて撮る楽しさ、それから全員で共有する楽しさを味わえました。
今年、大阪で最後のイルミネーションになります。
こちらは実家の近所の寺が池公園です。
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