伊勢丹での出展にこの2ヶ月、準備してきました。
私に任せてもらえたこと、ステージをもらえたことが嬉しくて、
やるからにはめいいっぱい期待に応えたいという気持ちと、
伝えたいという気持ちで取り組んできました。
ローレフォトの受注販売に加えて、今回のイベントテーマに合わせて、
お勧めのカメラを集めてくる、という私にとって新しい挑戦でした。
カメラを販売するなんて、そんなことできるの?!と家族や周りの人は驚いていました。
でも今回のコンセプトを聞いた時、伊勢丹のイベントは、
私が伝えたいことと、どこか似ていると思ったのです。
そして、伊勢丹についての本を読んだ時にも、やっぱり私が伝えたいことと通じるところがあると感じました。
私はカメラを通して人がもっと自分を好きになるための作品、ローレフォトを作っています。カメラは、ヒトやモノの魅力をより深く表現できますし、私はカメラを通して見る世界について、並々ならぬ魅力を感じています。
だからこそ、人を撮りたいし、趣味でも写真を撮っています。カメラと一緒に生きることは、私にとって人生のすべてみたいなものです。
今回のイベントで、写真を撮る以外にも、ヒトとカメラを出会わせる、そういう機会をもらえたこと、自分の楽しみを人と共有できるような気持で、とてもワクワクすることだと思いました。
ただ、慣れないことだらけで、メーカーさんとのやり取りの中で、私個人の力では色々取り扱えない商品も出て来て、落ち込んだり、任せてくださった人たちには力不足で申し訳ないことも沢山ありました。本当に私でよかったんだろうかと、何度も不安になりました。
でも、担当者さんからの今日の電話で「寅貝さんがローレフォトを出展してくれること、そしてその魅力やカメラと写真の魅力を伝えることで、お客様が今まで知らなかった色んなことを知ってワクワクできたら、私たちはそれが一番いいんですよ」なんか、この言葉がじーんときました。
小さな小さなスペースですが、想いはスペシャルです。集めて来た品は、多くはないですが1個1個、本当にいい!と思った、1点1点にストーリーを感じるものたちです。是非お越しいただけたら嬉しいです。
「おとなの縁日」
7月29日(水)~8月4日(火)
伊勢丹新宿店本館4階=センターパーク/ザ・ステージ#4
写真家 寅貝真知子
アトリエトラコ ブース出展