靴の専門店にソールの交換(オールソール)をお願いすることにしました。
昔だったら新しいものを買っていたけれど、
この靴はずっと履き続けたいと思っています。
衣食住の「衣」に対して、自分なりのルールで考えるようになったきっかけは、
この「トリッペン」だったと思います。
着るもの、履くもの、被るもの、
この3つは、本当に自分が好きだと思うもの、
身に着けてなんだか嬉しくなるもの、
を基準に選んでいます。
トリッペンは毎日のように履きたいから、
同じモデルをいくつか交代で使っています。
トリッペンとの出会いは、5年くらい前のことです。
夫(その時は彼)が誕生日プレゼントに靴を買ってあげると言って、
お店に連れて行ってくれた時のことでした。
それまで靴は服に合わせて買っていました。
持っている靴は多少なりともヒールがある靴がほとんどでした。
彼が見せてくれたトリッペンのお店には、
ペタンとしたカジュアルな感じの靴が並んでいて、
「なんか、ピンとこないなぁ・・・」
というのが最初の印象でした。
もともとトリッペンの靴作りの精神は『お洒落さ』ではなく
『これを履いて快適に生活しよう!』なのですが、まだ知るはずも無く。
でも、せっかく連れてきてもらったんだし履いてみよう。
と、手に取ったのが「タイラー」でした。
履いてみると、なんとも履き心地がいい!!!
今まで履いて来たどんな靴よりも自分の足の形にフィットする、
素足のようで、クッションはしっかり効いていて、
これがコンフォート靴なんだ、と遅いけど初めての体験に感動しました。
足の指先まで喜んでいるみたい!!!
それに、履いてみたら案外着ている服とも合う。
これに決めた♪
と買ってもらって帰りました。
この靴が、どこまででも歩けるんです。
私はプライベートでも写真を撮ったりして歩き回るのですが、
いつもと違って足が全然痛くならない。
それに歩き心地がとても気に入りました。
1歩1歩踏みしめている感じの、独特な音がするのです。
まさにこれからの私のライフスタイルにぴったりの靴でした。
履けば履くほどデザインももっともっと大好きになって、
色合いにも履くほどに味が出てきて、
靴自体も、自分の体重で自分の足の形に、さらに合うように変形してきます。
1足の靴にこんなに愛着を持てたのは初めてのことでした。
こんな風にお気に入りのものを身に着けることが、
こんなに楽しいことだと思っていませんでした。
それから服もその靴に似合うものを選ぶようになりました。
そしてだんだんと、自分の服の色や形の好みがわかってきて、
他の身につけるものに対しても、
デザイン性+α、何か作る時のこだわりを持って
生み出されるものを選ぶようになりました。
なので、流行とかブランドは全く気にしなくなり、気づいたら雑誌を読んだり、
都会のファッションストリートを歩く事がめっきり減りました。
ここからが問題、他の身につけるものに対しても、
デザイン性+α、何か作る時のこだわりを持って
生み出されるものを選ぶようになりました。
なので、流行とかブランドは全く気にしなくなり、気づいたら雑誌を読んだり、
都会のファッションストリートを歩く事がめっきり減りました。
トリッペンの靴は、トリッペンでリペアしようと思っていたのですが、
履いているモデルのソールの色はブラウンですが、
日本の直営店では、ソールの色が黒しかないということ。
私としてはできるだけ今に近い色と、はき心地の両方にこだわりたいのです。
探した結果、三越にあるシューリペアに持って行くことにしました。
快適な歩き心地のソールに、色展開が豊富だそうです。
でも半年待ちのようです。
待ち遠しいなぁ~。
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