流行の服を着てみても体系に合わないし、
雑誌で見たみたいにならない(>_<)
無理に流行に合わせようとすると、コンプレックスばかりに目が行ってしまって、
ストレスを感じていました。
服は自分のマイナス点を補うためのツールでした。
変わったきっかけは以前に書いたトリッペンとの出会い、
それから仕事でオーダーメイドの作品作りをしているうちに、
ファッションについてもっと自由に考えるようになりました。
服に求めるのは、
「着ると楽しい」
「着るとワクワクしたり元気なる」
「着心地がいい」
「今の気持ちに合っている」
「自分のライフスタイルに合っている」
などです。
自分の気持ちとか、秋の清々しい空とか、
夏のまぶしい海や自然とかのことも考えて
服をコーディネートするのは楽しいです。
私はもともと色が好き、というのもありますが、
ひとつの色は、別の色と組み合わせるとまた違ったイメージができます。
色はその背景によってもイメージが変わります。
写真を撮って作品を作る時も色を大切にしていて、
ほんの少しの色の違いでも、作品全体がバランスを失ったり
イメージが変わることがあります。
基準を変えると服の買い方をだんだん楽しめるようになりました。
服を着て出かけるのも、着ていく服を選ぶことも好きになりました。
以前は雑誌を読んだり、デパートやショッピングモールに行ったりして、
ウロウロしてなんとなく気に入ったなぁ~と思って買っていましたが、
今はこんな服が着たいなぁ~と、全体をイメージしてから探すことも多いです。
流行とかブランドは気にしていません。
既製品を好みの感じにリメイクしたり、
デザイナーのテキスタイルデザインや色使いを見て、
気に入ったらその布を買ってきて服を作ったりもします。
自分で作るとお気に入りの形にできるし、体系にぴったりのサイズにもできます。
靴や帽子などと合わせて、どんな風にするか考えるとわくわくしてきます。
作ったものだとなんだか愛着も湧いてきます。
これはドイツの生地で最近に作ったワンピースです。
私の服は人から見たら突飛だったり派手な感じだと思います(^_^;)
都会とかは意外と色が少ないです。色がないところへ行くときは、
より色が恋しくなるので自分は楽しく明るい色を身に着けていたいと思っています。
以前は、好きな色や好きなデザインを
服として着てみようなんて思っていませんでした。
勝手な解釈で服はこうあるべきもの、と思っていたのです。
余談ですが車に対してもそうでした。
車は、シルバーか白かでしょ!と思っていました。
私の頭の「服はこうあるべき」という考えを捨てて、
好きなものを着ることでわかったのは、
自由になると本当に清々しい気持ちになれるということです。
服だけでなく、
色んなものから自由になることを、
生活に取り入れたいと思っています。
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